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メモリーズ・コーナー [映画]

う〜ん、世にも不思議な映画を見てしまいました。
これは、ファンタジーだと思います。

http://memories-corner.com/



映画の公開は、今年の2月で、7月にDVDが
発売されてます。
オドレイ=フーシェ監督、デボラ=フランソワ主演。
共演が西島秀俊、阿部寛。
阪神淡路大震災から15年後、
神戸と淡路島日本を舞台にした仏映画。

で、もって、ファンタジーだということを、
念頭において、見て頂きたいと強く、訴えておきます!!!!
ほんとに、世にも奇妙な映画です。

memories corner=思い出の場所という原題。
日本人では決して、撮る事のできない、
映画だと思います。



数年前に、本木雅弘さん主演の『おくりびと』が、
米国アカデミー賞外国映画部門で、受賞しましたよね?
この作品は、『おくりびと』を、西洋人がみて、
感嘆したときの様子に、近いのだと思います。

『おくりびと』を、日本人がみたら、
ごく当たり前の、よい映画だったな〜てな
感じだったと思うのですが、
西洋人から見たら、日本人の死生観の特異性、
葬式という様式美、死者を葬る姿勢が、
それこそ、謎めいていて、ファンタジーだったんだと
思うんですよ。

この、『メモリーズコーナー』においても、
西洋人から見た、日本人の死生観や死者を葬る姿勢が、
素直な、驚き=ファンタジーとして、
語られている様な気がします。

実際、この映画を見たフランス人なり、カナダ人が、
地震のおきる理由を、勘違いしないでいられるとよいのですが。。。
(まあ、現実主義的な人種だろうから、大丈夫か)

も、逆に、日本人である私の方が、
『ああ〜、地震ってそうなのかな??』なんて、
思っちゃったり???は、まあ、大丈夫ですが。
フランス人ジャーナリストの主人公の目を通して、
改めて、日本という国を考えさせられました。


西島さん、阿部さんが、予想以上に素晴らしくて。
二人とも、フランス語/英語を、
ごくごく、自然に、使っています。

西島さんが、外国人監督からの
オファーが多いはずだ!!!
彼には、言語の垣根がないって事が、わかりました。

日本語だろうが、フランス語だろうが、ヒンズー語だろうが、
英語だろうが、韓国語だろうが、中国語だろうが。。。
言葉はまったく問題にならない程に、違和感なく自分の言語に
してしまうんだなあ〜。
そして、フランス語が、似合う。
彼の隣に、フランス人女優さんが、似合う。
(むしろ、日本の女優さんよりも全然、似合う。)
阿部さんも、國村隼さんも、丁寧で自然な英語を話してました。


とにかく、不思議な映画です。
実際に、震災を経験された方の目には、
どのように映るのかな??
あくまでも、フランスのファンタジー映画として、
ご覧頂きたいと思いました。




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Dr.パルナサスの鏡。 [映画]


Dr.パルナサスの鏡 [DVD]

Dr.パルナサスの鏡 [DVD]




この映画も2010年と、ちょい古なんですが、
ぶっ飛んだ映画で、とても好きです。

も〜、変すぎて変すぎて、
何からご説明したらいいものやら。。。
テリー=ギリアム監督好きの方なら、
感覚を共有できると思うんですが。。。

現代のロンドンに、旅芸人一座として
やってきたDr.パルナサスとその一座。
博士の鏡をくぐり抜けると、その先には、
自分の欲しい物が待っている。。。という、
夢の様な体験ができる、イリュージョンなんです。

とにかく、へんてこな上に、
衣装もたたけばほこりが出てきそうな、ヴィンテージ。
一座の前に表れた男役は、ヒース=レジャー。。。なんですが、
幻想の世界では、ジョニー=デップになったり、ジュード=ロウになったり。。。
自分の欲望の世界では、ルックスも自在に変化するって設定なんだな〜と、
おもしろおかしく見ていたんですが、
実は、撮影途中で、ヒース=レジャーが突然、お亡くなりになり、
彼の友人であるジョニデや、ジュードや、コリン=ファレルが、
それぞれ、代役を勤めてくれたんですね〜。

ストーリー自体が現実と幻想世界をいったりきたり。。。の
夢物語なので、
男(=トニー)のルックスが、色々変わったとしても、
自然な演出に見えていました。

そんな意味でも、奇跡のような映画ですね。
ギリアムワールドに、どっぷり浸りたい方には、
ほんとにおすすめしたいです。
何度見ても、新しい発見があり、
非常に好きなタイプの映画です。


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The Reader [映画]





2010年の映画なのですが、わりと最近見ました。
アカデミー主演女優賞を獲得した事も、うっすら知っていましたが、
正直な話、ケイト=ウィンスレットという女優さんに興味が持てなくて。
大ヒット映画『タイタニック』での、ナタ(?)を振り回す
ホラーシーンが強烈すぎて、苦手意識があったのです。

完全無修正版とか言われてしまうと、ますますげっそりして、
苦手女優さんだけに、見たくなくなってしまって。。。

よい映画だと、聞いていましたので、
頭ごなしの否定はいかんな。。。と、一念発起。
この映画をみようと決意するまでに、
3年の月日が流れてしまったんですね。やれやれ。



結論からいくと、ハダカとか見たくないぜ!と思うほど
苦手だった、ケイト=ウィンスレットさんの、
ファンになってしまうほど!!!
早く見れば良かったよと、後悔するほどに、
想像以上に、感動的なストーリーでした。
ラストシーンなんて、涙で曇って見えなかったほど
号泣してしまいました。。。


前半は、若い男子がワケあり中年(?)女性に
なぜか、ひかれてしまうという、ストーリー。
ラブストーリーなんだな。。。と、ゆるい気持ちで見ていたのですが。
淡い初恋物語が、一変。どことなく影のある女性の、
黒く重すぎる辛い過去が、あきらかになるにつれ、
話はどす〜ん、ずば〜ん、と、重みを増していくのです。

その話の急変ぶりが凄まじくて。
物語が進む中で、2、3度、脳しんとうを起こしそうになるほど、
物語が二転三転していきます。
で、衝撃のラストを迎える。本当に、
クライマックスまで、目が離せません。

見終えた後も、立ち上がれなくなるほどに、
どっと疲れ、老け込んだような気がしました。

秋の夜長に、しみじみしたい方に
強くお勧め致します。
が、しばらく、イスから立ち上がれなくなって
しまうかもしれません。。。

予想していた以上に、よい映画です。
映画の中の最初と最後の、ギャップを楽しんで下さいね。






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CUT [映画]


CUT [DVD]

CUT [DVD]




え〜と、始めに言っておきます。
西島秀俊さんのファンです。もう、結構長いです。
彼が2004年の『大奥』テレビドラマに出ていた頃からで、
昨年末のTBSドラマ『ダブルフェイス』で、思い出した様に火がつき、
今年の大河ドラマに至っては、
お兄ちゃん覚馬さんの出番を見るためにだけ、録画してたりします。

そんな、ひいき目をなしにしても、この映画は、面白かった。
2011年の作品で、イラン人アミール・ナデリ監督の作品。
ヴェネチア国際映画祭や、釜山国債映画祭にも出品された映画です。
西島さんのキャリアの分岐点にもなりました。

とにかく、変な映画で、例えようもありません。
でも、案外、すっきりする様な、なかなか良い、終わり方をします。

暴力的。。。でもあるのですが、不思議な映画です。
日本の映画にはない、タッチで、なるほどなあと思いました。

西島さん演じる主人公の気持ちが、私には痛いほど、伝わりました。
何故、彼が、殴られ続けたのか。
理由は明確で、シンプル。
自分を大切に思ってくれた人のためなんですよね。
主人公は相当の、マゾヒストで、自分に酔いつぶれている。
そんな、変わった役柄を、ごくごく自然に演じている西島秀俊という役者。
こんな人って、いるかもなあ〜なんて、
思わずにはいられない気持ちがしてくるから、不思議です。
非現実が、日常になる。
不思議な体験をしました。

心に余裕のある時、ちょっと、見てみて頂きたいなと思いました。
面白いほど、余韻の残る、映画です。
そして、私は、そんな余韻の残る映画が好きです。
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